梶原一騎の遍路道
  梶原一騎原作の何ともいえない泥臭さがいい。昔は愛と誠くらいしか読んではなかったです(あしたのジョーは同時代ではないので)。でも「君のためなら死ねる。」...「ほんまかいな」とさめて読んでましたが、今は一番はまりこんで読んでいる作家です。もし今、愛と誠を再読したら、最後に泣いてしまいそうで恐くて読めない(読む暇もないですが)。
  とりあえず手元にあった下の作品の表紙を楽しんでください。

画像 作品名 出版社等 コメント
 おかあさん こだま出版
ECコミックス

S57年初版発行
 梶原作品にしては、まったく毒のない作品。はしもとかつみ作画。少年キング掲載。
空手バカ一代
全29巻
講談社KC

初再混
(S47年〜S53年初版)
 多くの若者が影響されて格闘技に走ったバイブル的存在の名作。大山倍達と極真カラテの歴史がここにある。
 1巻〜11巻がつのだじろうの作画で、12巻〜最終巻が影丸譲也です。昔はバラで安く集められました。
  
虹をよぶ拳
全7巻
秋田サンデーコミックス

S52年初再混
(S45年〜S52年初版)
 つのだじろう作画。
 
 ごく普通の少年が空手を通して成長する姿を描いた作品。梶原・つのだコンビであるので、たぶん復刻はされないと思います。やや手に入りづらい一品。
熱球讃歌
全4巻
講談社
KCコミックス

S53年〜S54年初版
 貝塚ひろし作画。
 
 本格リトルリーグ漫画です。期待して読んだ割には面白くなかったです。いつか「柔道讃歌」を手に入れて読みます。
英雄失格
全6巻
小学館
少年サンデーコミックス

S53年初版発行
 やまさき拓味作画。
 
 スポーツ新聞の記者の眼を通して様々なスポーツ界のヒーローの真の姿が描かれている。内容的にたぶん復刻はされないと思います。やや手に入りづらい一品。
悪役ブルース
全8巻
徳間書店
トクマコミックス

S62年初版発行
 峰岸とおる作画。

 梶原最後のプロレス作品。KC版は事情で6巻で止まっている。内容は主人公の空手家が闘いの中でプロレスの奥深さを知っていくといった感じ。
実録まんが
タイガー・マスク
学研
アイドルコミックス

S58年2版
(S58年初版)
 梶原ファンの盲点になりそうな作品。宮田淳一画。
 このアイドルコミックス自体が古本まんがの中で不思議な存在感があります。1冊千円前後と金額的にはたいしたことはないですが、全部持っている人はある意味すごいと思います。
あしたのジョー
全20巻
講談社コミックス

重版
(S45年〜S48年初版)
 高森朝雄の名前でちばてつやと組んだ歴史的名作。’68年から少年マガジンに連載された。
 まっ白になって燃えつきるラストシーンまで、高森とちばの強烈な個性が激突して壮絶かつ見事!
 同時代で読みたかった。
斬殺者
全6巻
日本文芸社
ゴラクコミックス

S59年発行
 小島剛夕作画。

 剣聖・宮本武蔵と彼を利用しようとする無名の剣客・無門鬼千代をめぐる因果応報の物語。
 S48年発行の全4巻のほうを探してるんですが、ないです。
柔道一直線
全8巻
講談社
KCスペシャル

1990、91年初版
 絵のほうは、最初は永島慎二ですが7巻途中から斉藤ゆずるにかわってます。
 昔みたテレビドラマを思い出しながら、懐かしく読みました。
ローマの星
全3巻
B.S.P

1999年初版
 知る人ぞ知る漫画家ふくしま政美の作画です。復刻版です。オリジナル版は高額。
 中学時代にこれを少年チャンピョンで少し読んだのは記憶違いでしょうか?
愛と誠
全16巻
講談社KC

S49年〜S51年初再混
(S48年〜S51年初版)
 当時あまりに売れすぎて、いまだにたまに見かけますね。(2003年)
 オール初版で揃えたいんですが1巻〜3巻のみ昭和49年再版です。
 
ピストン堀口物語
全3巻
JICC出版局

1992年発行
 昭和34年にまだ無名だった梶原が東京中日スポーツ紙上に連載した打たせて撃つを、影丸譲也が昭和61年に同紙上で劇画化した作品。
 馴染みの古書店で5千円の値がついていたが、主人がもう店を閉めますからと言って安く売ってくれた。
プロレススーパー
スター列伝
全17巻
小学館
少年サンデーコミックス

S58年〜S59年初再混
(S56年〜S58年初版)
 原田久仁信作画。
 列伝の名が示すとおりの実話物だが、どこまでが真実かはまた別の話。
 梶原物のオリジナルで唯一古書店でよく見かける。たぶん新古書店をハシゴすればまだ全巻揃うと思う。(2003年現在)
男の星座
全9巻
日本文芸社
ゴラクコミックス

S60年〜S63年初再混
(S60年〜S62年初版)
 原田久仁信作画。
 梶原の遺作となった作品で、主人公として登場したのは梶一太に名を借りた梶原本人。虚実が融合したストーリーは読む者を飽きさせず、一騎に読める。まだまだ面白くなっていきそうなときに逝ってしまわれた...合掌。
巨人の星
全19巻
講談社KC

S44年〜S57年再版
( ? 〜 ? 初版) 
 これを忘れてはいけない。愛と誠同様、発売当時いっぱい売れたのか、思い出したように古書店に数冊並ぶことがある。(2003年現在)
 現実に今、大リーグボール養成ギブスをしている子がいれば、親が虐待容疑で逮捕されるだろう。
四角いジャングル
全11巻
講談社KC

S53年〜S55年初版
 中城健作画。
 現実とマンガの境界をなくすことに成功した恐るべき作品。むしろ現実がマンガを追いかけていたような気もする。
哀愁荒野 全4巻 集英社
ヤングジャンプ
コミックス

’80年〜’81年初版
 松久由宇作画。

松久さんの絵がお気に入りです。しっとりと読ませてくれます。
武天原頭に草萌えて
全4巻
双葉社
アクションコミックス

’86年初版
 影丸譲也作画。「ぶふげんとうにくさもえて」です。

 昭和初期の熊本、第五高等学校を舞台にした青春群像。地味な作品だとは思いますが、個人的に気に入りました。
赤き血のイレブン
全6巻
少年画報社
YKコミックス

H6年初版
 園田光慶作画。

 昭和45年〜46年に「少年キング」で連載。アニメ放映もされた作品。
 
 ヒットコミックス版が欲しいですが普通は出てこない。内容は・・・とにかく、ぶっ飛んでます。