ソノラマ文庫の遍路道
    
 ソノラマ文庫のページを作ってみました。秋元文庫と同じように、昔、新刊書店で見ても欲しいと思わなかったんですが、今になって魅力を感じます。背表紙は基本的に上のような感じです。裏表紙はペガサスの絵です。
 カルビーの仮面ライダーカードと同じで、通し番号が若い初期ソノラマほど貴重です。このページは収集した初期ソノラマを主に出していきます。

No 書名 表紙画像 発行年 コメント
1 宇宙戦艦ヤマト

石津嵐・著

豊田有恒・原案
昭和51年9版
(昭和50年初版)
ソノラマ文庫の記念すべき第1巻は、昭和50年発行の、ご存じ『宇宙戦艦ヤマト』です。

松本零士さんは、この本には関与していません。表紙絵は、箕輪宗廣という人です。
2 暁はただ銀色

光瀬龍
昭和51年4版
(昭和50年初版)
第2巻が、その後のソノラマ文庫を方向づけたと言ってもいいでしょう。そそられる選択です。さすがサンコミを生んだ朝日ソノラマです。

表紙絵はだれが描かれたか分かりますか。この絵は、武部本一郎さんです。
3 北北東を警戒せよ

光瀬龍
昭和51年3版
(昭和50年初版)
ソノラマ文庫の魅力はなんといっても表紙絵にあります。

この絵は、中山正美さんです。
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怪人くらやみ殿下

山村正夫
昭和51年3版
(昭和50年初版)
表紙絵・中村英夫

ソノラマ文庫は大きく分けると、SF物と推理物に分かれます。これは推理物
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地底怪生物マントラ

福島正美
昭和51年4版
(昭和50年初版)
表紙絵・南村喬之

自分が持ってるソノラマ文庫のお気に入りベスト3に入る本がこれ。特に表紙絵は一番気に入ってます。古書相場的にも悪くないと思います。しかし、このあたりの初版本は出てきません。
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9 透明少年

加納一朗
昭和50年初版 表紙絵・祐天寺三郎

加納さんの本の表紙はこんな感じのファニィーな絵です。
10 夕焼けの少年

加納一朗
昭和51年4版
(昭和50年初版)
表紙絵・岩田浩昌

一つ上↑で「加納さんの本の表紙はこんな感じのファニィーな絵です。」と書きましたが、これを見つけて驚きました。ご覧のように絵が依光隆さんの絵に似てます。
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12 SOSタイム・パトロール

光瀬龍
昭和53年4版
(昭和50年初版)
表紙絵・武部本一郎

↑の背表紙の画像にありますが、この本は4版で、8版になると背表紙上に「SF」という表示があります。紙質が違うのか本の厚さも微妙に違ってきます。
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14 怪盗ラレロ

加納一朗
昭和56年3版
(昭和50年初版)
表紙絵・白吉辰三

ソノラマ文庫はほぼ105円の活字文庫コーナーにあります。300番台くらいならどの古書店にもあると思います。
15 黒の放射線

中尾明
昭和50年初版 表紙絵・小川芳

中尾明さんといっても、中尾彬さんではないです。

こうしてみると、昭和50年にいっぱい出版されたのが分かります。
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18 幽霊鉄仮面

横溝正史
昭和51年初版 表紙絵・田村元

横溝さんのジュブナイル小説もちゃんと入ってます。角川文庫からこの『幽霊鉄仮面』が出たのが昭和56年ですから、こちらのほうが早いです。
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21 宇宙潜航艇ゼロ

石津嵐
昭和56年8版
(昭和51年初版)
表紙絵・箕輪宗廣

「宇宙戦艦ヤマト」の二番煎じのような・・・。
22 マーメイド戦士

豊田有恒
昭和51年2版
(昭和51年初版)
表紙絵・中山正美

「海のトリトン」の二番煎じのような・・・。
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26 怪獣男爵

横溝正史
昭和51年初版 表紙絵・田村元

抜けている番号の本は未入手です。題名は広告ページで分かっているんですが、出てきません。
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29 死神博士

高木彬光
昭和51年初版 表紙絵・武部本一郎

「人造人間で世界制覇」を豪語する死神博士に挑戦する名探偵・神津恭介の活躍を描く名作。
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31 海底牢獄

香山滋
昭和51年初版 表紙絵・箕輪宗廣

お気に入りベスト1がこれです。田舎の某古書店で100円で見つけましたが、古書価格は高いです。昔、岡山の万○書店□□店で2500円で売られていて驚いた。
32 イチコロ島SOS

加納一朗
昭和54年3版
(昭和51年初版)
表紙絵・祐天寺三郎

加納さんの本は、ソノラマ文庫にいっぱいあります。古書店でも比較的よく見かけます。
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36 ミスター・サルトビ

宮崎惇
昭和51年初版 表紙絵・吉田郁也

人の心を読み、獣をあやつり、コップの水に求める相手の影を写す。現代の忍者ミスター・サルトビの活躍を描く痛快アクション!
作者の宮崎惇さんは、「豹マン」や「聖マッスル」の原作者でもあります。
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46 盗作・高校殺人事件

辻真先
昭和58年8版
(昭和51年初版)
表紙絵・畑農照雄

辻真先さんの本も、ソノラマ文庫に割と入ってます。古書店でも比較的よく見かけます。
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49 小説 佐武と市捕物控

原作・石森章太郎
文・辻真先
昭和51年初版 表紙絵・石森章太郎

函入りハードカバーのサンヤングシリーズからも同じ表紙で出てます。

お気に入りベスト3の本です。
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52 放課後の殺人者

仁賀克雄
昭和51年初版 表紙絵・江口まひろ

ワセダミステリクラブの創立者の仁賀(じんか)さんの小説。
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54 ミラクル少女

加納一朗
昭和57年5版
(昭和51年初版)
表紙絵・祐天寺三郎

ある日突然、超能力を手に入れたルミの活躍を描く、加納一朗の傑作SFユーモア
55 ほらふき大追跡

加納一朗
昭和56年5版
(昭和51年初版)
表紙絵・祐天寺三郎

怪盗五百面相を追って、迷探偵・大江山金太郎と助手の三平がくりひろげる、世界一周のナンセンス追跡行!
56 宇宙海賊船シャーク

石津嵐
昭和51年初版 表紙絵・石黒昇

≪宇宙戦艦ヤマト≫≪宇宙潜航艇ゼロ≫に続く、必読の宇宙冒険ドラマ第3作!

素人っぽい表紙絵に味がある。
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58 迷宮の扉

横溝正史
昭和51年初版 表紙絵・田村元

表題他、「片耳の男」「動かぬ時計」も収録。
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71 マンガ研究生

武田武彦
昭和52年初版 表紙絵・ささやななえ

↑の背表紙の画像を見ても分かるように、この本の背表紙はピンク色をしてます。

「漫画表紙」のページも出してます。
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73 作戦NACL

光瀬龍
昭和54年3版
(昭和52年初版)
表紙絵・金森達

やはり光瀬さんの本の表紙は金森達さんの絵が合うような気がします。
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75 死者の学園祭

赤川次郎
昭和60年24版
(昭和52年初版)
表紙絵・依光隆

私立女子高を舞台に、本格派新人が書き下ろした、華麗なるサスペンス・ロマン!

昭和52年当時、赤川次郎さんはまだ新人だった。
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77 エスパー少年抹殺作戦

清水義範
昭和54年4版
(昭和52年初版)
表紙絵・小川芳

清水義範さんはデビュー当時、ソノラマ文庫を活躍の場としていました。
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93 連帯惑星ピザンの危機

高千穂遙
昭和58年36版
(昭和52年初版)
表紙絵・安彦良和

≪クラッシャージョウ≫シリーズの第一弾がこれです。サンコミから細野不二彦さんの漫画も出てます。この絵は安彦さんです。
94 ロボット大混乱

加納一朗
昭和55年4版
(昭和52年初版)
表紙絵・祐天寺三郎

今、一番欲しいソノラマ文庫は、辻真先「小説どろろ」です。
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105 タイムマシン殺人事件

加納一朗
昭和56年5版
(昭和53年初版)
表紙絵・祐天寺三郎

海野十三今日泊亜蘭野村胡堂。こんな人たちもソノラマ文庫に入ってるんですが、未入手です。
106 悪魔の玉手箱

斎藤栄
昭和53年初版 表紙絵・岩井泰三

こんな感じの≪読者への挑戦シリーズ≫と銘打たれたのも出てました。

昭和50年から出版されたソノラマ文庫も、このあたりから昭和53年出版です。
107 赤いこうもり傘

赤川次郎
昭和55年2版
(昭和53年初版)
表紙絵・依光隆

赤川さんのソノラマ文庫2作目がこれ。
表紙はやはり依光さんです。
108 宇宙翔る虎

吉津實
昭和53年初版 表紙絵・風忍

「風忍」は「かぜしのぶ」と読みます。初めて『地上最強の男 竜』を読んだときは、ぶっ飛びました。
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117 宇宙巨艦フリーダム

原作・石森章太郎
文・吉津實
昭和53年初版 表紙絵・石森章太郎

原作が石森先生だと、どうしても石森漫画で読んでみたいと思ってしまいます。
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128 死を歌う天狗

風見潤
昭和54年初版 表紙絵・津田耕

新鋭の書き下ろし本格推理第2弾!」とあります。ソノラマ文庫は有名作家と新人作家が混ざっているところが面白い。
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130 SFドラマ殺人事件

辻真先
昭和60年7版
(昭和54年初版)
表紙絵・畑農照雄

こんな表紙絵も独特でいい。
131
132
133 異次元海峡

光瀬龍
昭和58年6版
(昭和54年初版)
表紙絵・中山正美

いつか読みたい。

表紙は地味〜。
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149
戦国少年隊

夏文彦
昭和55年初版 表紙絵・黒田征太郎

一見して「戦国自衛隊」のパクリかなと思ったんですが、背表紙上の表示は「冒険」となってます。内容は戦国時代を舞台にした冒険時代小説。
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154 幻の四重奏

赤川次郎
昭和59年20版
(昭和55年初版)
表紙絵・依光隆

依光さんらしい表紙絵です。
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159 学園魔女戦争

宮崎惇
昭和55年初版 表紙絵・中村宏

この本のオリジナルは、鶴書房からSFベストセラーズの一冊として出てます。
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164 機動戦士ガンダムU

富野喜幸
昭和55年7版
(昭和55年初版)
表紙絵・大河原邦男

ご存じ、ガンダムもソノラマ文庫に入ってます。1巻目を持ってると思ったんですが、見当たりません・・・。
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167
地球へ・・・

作・竹宮恵子
文・藤川桂介
昭和57年8版
(昭和55年初版)
昭和55年に劇場用にアニメ化されたものの小説版。原作の題名が新鮮でした。
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174 機動戦士ガンダムV

富野喜幸
昭和56年2版
(昭和56年初版)
表紙絵・大河原邦男

これがガンダム完結編。帯には、「上映迫る!3月14日松竹系公開」とある。

昭和56年3月といえば・・・いろいろ忙しかった。
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186
さよなら銀河鉄道999 @

作・松本零士
文・山浦弘靖
昭和56年初版 昭和54年に公開された「銀河鉄道999」の続編が昭和56年公開の「さよなら銀河鉄道999」だった。それを小説化したのがこれと下の全2巻です。

たしかに、この当時、999はブームになっていました。
187
さよなら銀河鉄道999 A

作・松本零士
文・山浦弘靖
昭和56年初版 汽笛が鳴った 少年の日に別れを告げる汽笛が さよなら わが愛しの999
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200 伝説巨神イデオン U

富野喜幸
昭和57年初版 表紙絵・湖川友謙

ガンダムと同じ富野さんの本です。漫画化もされてたような気がします。1巻と3巻は持ってなかったと思います。
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213 わが青春のアルカディア

原作・松本零士
脚本・尾中洋一
文・井口佳江子
昭和57年3版
(昭和57年初版)
「俺の旗の下で、俺は自由に生きる」
・・・敗北の淵から立ち上がった、若き日のキャプテン・ハーロックの話である。
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250 スター・ウォーズ

ジェダイの復讐

ルーカス・フィルム作品
昭和53年3版
(昭和53年初版)
ちょっと異色のソノラマ文庫。ほとんどのページが写真ページで楽しめます。

背表紙も上の画像のように黒です。
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434 緋の墓標

田中文雄
1988年初版 表紙絵・若菜等

このあたりから発行年が西暦表記となります。
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555 小説・けっこう仮面

作・永井豪
文・十川誠志
1991年初版 表紙絵・永井豪

イラストも永井さんの絵です。背表紙が白のソノラマ文庫が並んでいる棚で見つけましょう。
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798 幽霊屋敷の魔火

樋口明雄
1997年初版 表紙絵・伊藤潤二

「漫画表紙」のページにも出している、伊藤さんの表紙です。中のイラストも伊藤さんの絵で楽しめます。
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962
ウルトラセブン

EPISODE:0

武上純希
2002年初版 表紙絵・丹野忍

ウルトラセブンが罪人として裁かれる・・!?セブンの地球での戦いは許されざる犯罪だったのか・・・。ウルトラシリーズ最大の驚愕が、今ここに!
/
985
ウルトラセブン

EVOLUTION

武上純希
2002年初版 表紙絵・丹野忍

セブンのいない地球で人類を待ち受ける運命は!? セブン誕生35周年に書き下ろされた衝撃ストーリー!


ソノラマ文庫〈海外シリーズ〉の遍路道
    
 ソノラマ文庫〈海外シリーズ〉は昭和59年〜昭和61年に合計35冊発行されたシリーズです。内容はSF物とか怪奇物です。サンリオSF文庫同様、レアーで他では読めないものばかりなので、古書価も割と高いです。(1500円?〜5000円?)         
 ご覧のような白を基調とした背表紙で、赤の部分の小さなペガサスが目印です。裏表紙には本の内容説明があります。ソノラマ文庫の棚ではなく、雑多な海外小説文庫の棚に混じってある確率が高いと思います。

No 書名 表紙画像 発行年 コメント
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19 13人の鬼あそび
《恐怖の一世紀B》

エクス・プライベルト・Xほか
(デニス・ホイートリー選)
昭和60年初版 表紙絵・生頼範義

デニス・ホイートリーが選んだ怪奇短編小説のアンソロジー全4巻の第3巻がこれです。もちろん?まだ読んでませんが、生頼さんの表紙絵が不気味でいい感じです。
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21 暗黒の秘儀

H・P・ラヴクラフト
昭和60年初版 表紙絵・生頼範義

怪奇小説で有名なラヴクラフトの中短編13作が収録されてます。これも表紙絵がいい。
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