その他の作家の遍路道 其の二

この遍路道にある古本まんがは、作者、出版社、発行年など、何の脈絡もなく続いていく。

画像 作品名 出版社等 コメント
              さいとう・たかお
特救GO! 全6巻 小学館

少年サンデーコミックス

S57年初版
 海上保安庁特殊救難隊、通称“特救隊”!! 海難事故発生とともに、海原にのりだす命知らずの野郎たち。

 S56年〜S57年、少年サンデー掲載。

 サバイバルをここに加えることができるのはいつの日か?
デビルキング
全4巻
リイド社

SPコミックス

S59年発行
 劇画座招待席の40〜43です。オリジナルは別にあると思います。

 マッド科学者によって巨大化されてしまった男の話。劇画座招待席は中割れが多いが、これは大丈夫。
さいとう・たかを
名作選集
全17巻
秋田漫画文庫

S60年初版
これは秋田漫画文庫の中の名作選集です。

 シュガー全9巻、カメラマン寸前全2巻、音無幻十全2巻、烈火全2巻、ばちあたり伝九郎全2巻の全17巻からなってます。

 昔はよく見かけましたが、今はレアーになりました。
              望月三起也
はだしの巨人
全3巻
秋田書店
チャンピョンコミックス

S51年初再混
(S48年〜S51年初版)
 チャンピョンに’72年から連載した、海外冒険金儲け漫画。はだしの巨人というのは、アフリカの港、アラフにある巨大な石像の名前。

 望月作品は特に収集はしていないが、やはり秋田チャンピョン版のこれは手放せない。
戦国忍法帳 若木書房
Comic Mate

S49年3版
(S45年初版)
 牧英三郎というペンネームになってます。望月三起也のほうが本名です。

 昭和39年に少年キングに連載された著者はじめての時代物です。
              日野日出志
蔵六の奇病 ひばり書房
ヒットコミックス

’78年発行
 日野作品に特に興味がなかった頃は、こんな感じの本を好きで買って読む人は、やっぱり何か変わっているんだろうなと思っていたが、今、自分がその変わっている人になっている。

 5つの短篇が収録されてます。
サーカス綺譚 集英社
ヤングジャンプ
コミックス

’91年初版
 ...これ面白いです。

 鬼死母と鬼母児怪人霧男双面鬼火喰い坊大蛇丸笑いころがし胡蝶姫獣人伝説...のシリーズ8作。
              古賀新一
殺し屋カプセル 秋田書店
サンデーコミックス

S54年初版
 古賀新一版「ミクロ決死圏」。カプセルに入った小人が人間の体内に入り込み、内蔵から脳味噌まで破壊し尽くすという内容。

 赤ん坊王国も収録。
             一峰大二
ウルトラマン
全2巻
秋田書店
サンデーコミックス

S53年再版
(S43年初版)
 全2巻で全部で11の章が収録されている。’95年に翔泳社から発売された完全復刻版には、3つの章がプラスされた。
 
 しかし、この表紙。郷愁をそそられる。
             白土三平
ワタリ 全7巻 講談社KC

S47年〜S51年初重混
(?〜S47年初版)
 「伊賀者でもなく甲賀者でもない、それが謎の忍者ワタリ! 死の掟にしばられた宿命の忍者世界を、圧倒的な迫力とスリル満点の筆致で描く、巨匠白土三平の忍者劇画」

 一騎に読ませてくれます。
白土三平
異色作品集
全18巻
小学館
ビッグコミックス

初版重版混
(S52〜S57年初版)
 いろんな雰囲気の中短編が収録されていてバラで読んでも楽しめます。

 実はここだけの話、白土さんの数ある忍者物漫画よりもこの作品集のほうが自分としては面白かったです。特に11巻から18巻の日本を舞台にした作品がお勧めです。
             いろいろな作家
忍法十番勝負 秋田書店
サンデーコミックス

S49年再版
(S41年初版)
 白土三平 ・ 石森章太郎 ・ 桑田次郎
 小沢さとる ・ 古城武司 ・ 松本あきら
 堀江卓 ・ 一峰大二 ・ 藤子不二雄
 横山光輝

 この10人の勝負!
 やっぱり白土三平の勝ちだぁ〜..
ゴジラVSキングギドラ
決戦史
竹書房
バンブーコミックス

’92年初版
 ゴジラ映画を漫画化したものを集めた本です。石川球太堀江卓古城武司の三氏の漫画が収録されてます。

 ゴジラ関係の写真資料も数ページあって楽しめます。
ゴジラVSモスラ
決戦史
竹書房
バンブーコミックス

’92年初版
 これには園田光慶久松文雄吉田きみまろさんの漫画が収録されてます。

    
ゴジラVSメカゴジラ
決戦史
竹書房
バンブーコミックス

’93年初版
 桑田次郎中沢啓治井上智成田マキホ蛭田充古城武司さんが名を連ねてます。

 桑田次郎さんは古い絵物語です。中沢啓治さんがゴジラ漫画を描いていたのは意外でした。
             つのだじろう
恐怖新聞
全9巻
秋田書店
チャンピョンコミックス

S54年〜H4年初再混
(S48年〜S50年初版)
 チャンピョンをゾクゾクしながら読んでいた。大人になって読んでもゾクゾクしてしまう。埋蔵金を掘り当てた話が大好きでした。...滝に落ちていった埋蔵金、もったいなかった。
女シリーズ
悲しげな女が踊る
秋田書店
TOPコミックスシリーズ

S49年初版
 女性をテーマにした10の短編集です。カバー裏の解説に、手塚先生から「女シリーズは、君の代表作といえる作品ではないか?」と言われたとあるように、名作だと思います。

 暗く重い話が続きますが、それはそれでいい。
女たちの詩SERIES
全3巻
秋田コミックスセレクト

S61年、平成元年初版
 @片羽根の天使、A長崎ふたり、B造花の枯れる時の3冊の中に、33の短編が収録されてます。

 S45〜S50年、プレイコミック連載作品です。上の女シリーズと似てます。
             川崎のぼる 
長男の時代
全7巻
集英社
ヤングジャンプコミックス

’81年〜’82年初版
 小池一夫原作。

 主人公はいわゆる殺し屋です。あまり楽しめなかったが、売らずに持ってます。
ムツゴロウが征く
全8巻
小学館
てんとう虫コミックス

S57年〜S60年初版
 畑正憲原作。

 ムツゴロウさんの満州での少年時代から大人になって北海道の無人島生活を経て動物王国を築き上げるまでの物話です。この漫画には、生き物が生きていくための法則がきちんと描かれている。
             小島剛夕
おぼろ十忍帖 双葉社
アクションコミックス

S51年10版
(昭和47年初版)
 昭和44年、『漫画アクション』創刊号から掲載された作品。

 女忍おぼろを主人公にした全10話からなっている。2007年に出た復刻版は雑誌掲載順に並び替えられているようです。名作。
はきだめ雀 双葉社
アクションコミックス

S55年初版
 はきだめ雀、唖蝉姫と猫と浪人が収録されている。3つとも、昴すまる原作。

 小島剛夕さんのこういった感じの作品もなかなかいい。
花哀記 双葉社
アクションコミックス

S56年初版
 上と同じく、昴すまる原作。

 河原の女怨念火の女刺青の女石の女錦絵の女土壇場の女の短編6話が収録されてます。

 いい。遍路お勧め本。
試衛館の鬼
全5巻
実業之日本社
マンサンコミックス

S55年〜S56年初版
 若き日の土方歳三と、彼をとりまく近藤勇・沖田総司など、新選組結成前夜の青春群像を描いた傑作。

 原作はこれも、昴すまるさんです。
沖田総司 双葉社
アクションコミックス

’86年初版
 もう一つ新選組関係で、ズバリ、題名は沖田総司です。

 このあたりの地味な作品は、なかなか復刻されません。
料理人 全4巻 けいせい出版

S63年発行
 「つくりにん」と読みます。オリジナルは2つ↑の「試衛館の鬼」と同じ、マンサンコミックスから全3巻で出ていますが、この復刻版の装幀のほうがシブイです。

 原作はこれも、昴すまるさん。 
             影丸譲也
八つ墓村 全2巻 講談社KC

S50年2版発行
( ? 初版)
 ご存知、横溝正史原作。
 中学だったか高校だったか、角川映画犬神家の一族から始まった横溝ブームでいっぱい横溝さんの小説を読んだ。本陣殺人事件のトリックには感動した。

 この漫画は漫画で充分楽しめる。
             花輪和一
朱雀門 青林工藝社

2001年3版
(1998年初版)
 “80年代半ば、伝説の劇画誌「COMICばく」に掲載された重要作から、単行本未収録を含む全十作を一挙収録。花輪劇画の一つの到達点”

 この人の漫画を初めて読んだときは、何じゃこりゃ〜と思ったが、くせになる。 
天水 全2巻 講談社

ワイドKCアフタヌーン

1994年初版
 花輪さんは、これを連載中に銃刀法違反で3年間の懲役をうけた。ということで、この版では完結してません。のちに完全版が出ました。
 この懲役経験が出所後、『刑務所の中』になり、ヒット作になり映画化もされた。

禍福は糾える縄の如し 
             池上遼一
スパイダーマン
全8巻
朝日ソノラマ
サンコミックス

S51年初版
 購入当時、池上遼一さんはあまり好きではなかったですが、サンコミックスということで買いました。

 1,3,5巻にはストーリー・平井和正の名がありません。ヒロー物というよりは青春物という印象があります。
             赤塚不二夫
B.C.アダム 講談社KC

S50年初版
 聖書のパロディーです。

 バカボン一家が登場したり、紀元前からなぜか現代が舞台になったりと、なかなか楽しめます。
             筒井康隆
筒井康隆全漫画 奇想天外社
奇想天外文庫

S51年2版
(S51年初版)
 1970年前後に小説サンデー毎日等に初出された17の短篇が収録されてます。巻末の長谷邦夫さんとの対談も興味深いです。

 カバーデザインは山藤章二さん。
            西岸良平
地球最後の日 アクションコミックス

’82年33版
(’78年初版)
 表題作の他に22編の短編が収録されてます。この表紙がお気に入り。

 西岸さんのアクションコミックスの本は、どれを読んでも面白いです。まだ読んだことがないかたは、ぜひ読んでください。
タイムスクーター アクションコミックス

’83年初版
 快心の短編作品をそろえた、SFロマン特集!

 休みにボッ〜とした頭で読んでも面白い。

『蜃気郎』の完結篇も収録されてます。
ポーラーレディー アクションコミックス

’87年初版
 「江戸川蘭子の働くポーラー社は、お客の夢をかなえる魔法を販売する不思議な会社」
 西岸さんの世界と乱歩の世界は全然別物ですが、西岸さんは乱歩ファンだなとわかります。
            萩尾望都
百億の昼と千億の夜 秋田書店

S59年初版
 チャンピョンコミックスの全2巻ではなく、こちらのハードカバー版を出してみました。

 ピンナップあり、巻末に光瀬龍さんと萩尾さんの文もありで、いい感じです。
            松森正
玉割り人ゆき@ 秋田書店
TOPコミックスシリーズ

S50年初版
 原作は三木孝祐さん。@となってますが、2巻は出ていないみたいです。映画にもなっただけあって名作です。

昭和初期、京都は島原の遊郭の遊女たちに性技を教え郭内のしきたり事を差配する“玉割り人”と呼ばれる仕事師たちがいた。
地球最後の日 日本文芸社
カスタム・コミックス

S57年発行
 原作は関川夏央さん。少し上↑の西岸良平さんの同名の本とは対照的な雰囲気の内容です。

 一つの話だと思って読みましたが、違ってました。アイス・タイム実験五月の晴れた日宿命の4つの短編が収録されてました。
恐怖への招待 双葉社
アクションコミックス

’81年6版
(’78年初版)
 原作は北河正郎さん。これには9つの短編が収録されてます。

 

 ちょっと復刻できない怖さが・・・。