その他の作家の遍路道 其の三

この遍路道にある古本まんがは、作者、出版社、発行年など、何の脈絡もなく続いていく。

画像 作品名 出版社等 コメント
              つげ義春
ねじ式
=異色傑作選1=

紅い花
=異色傑作選2=
小学館漫画文庫

S51年2版
(S51年初版)
 この2冊の中には、主に’67年〜’68年に発表された21編の名作短編が収録されてます。

 昔、これを読んでつげさんに興味を持ちました。
腹話術師 講談社漫画文庫

’76年初版
つげ義春初期短編集

 昭和33年〜昭和40年に描かれた、7編が収録されてます。

 絵柄に古さを感じますが、どれも味わい深いです。
懐かしいひと 二見書房
サラ文庫

S51年初版
 サラ文庫の昭和漫画傑作集の中の1冊です。

 夢の散歩懐かしいひと夏の思い出事件退屈な部屋下宿の頃庶民御宿の7作。どれも傑作です。
              高橋葉介
ヨウスケの奇妙な世界
全4巻
朝日ソノラマ
サンコミックス

S54年〜S55年
初重混
(S54年〜S55年
初版)
 @腹話術、A仮面少年、Bライヤー教授の午後、C宵闇通りのブン、の4冊です。

 絵に特徴がありますね。
              新田たつお
カッコ1/2 双葉社
アクションコミックス

’84年初版
 読んでから売ろうと思って買ったんですが、あまりにも馬鹿馬鹿しい内容で、読んで癒されたので、収集品にしました。

 表紙の絵の雰囲気もグッドです。
少年探究団 講談社
YMコミックス

S57年初版
 表題作他、五編の傑作短編が収録されてます。

 上の作品と同様、あまりにも馬鹿馬鹿しくて、逆に感心すらしてしまいます。
              バロン吉元
だるま校長 双葉社
アクションコミックス

S57年初版
 だるま校長小さい鬼たち瀬戸口先生氷川先生 命のかぎりマドンナの花、の5つが収録されてます。

 この人の作品に面白さを感じたことはなかったんですが、これは気に入りました。
              石川球太
牙王 全3巻 大都社
スターコミックス

S59年初版
 戸川幸夫 原作「牙王物語」より

 昔、面白く読んだ記憶があります。この1巻の巻末に、10ページにわたって作者の過去の作品紹介のページがあります。未単行本化の面白そうな作品を一杯書いている。この人の漫画は復刻等でもっと再評価されてもいいような気がします。
              杉浦日向子
ゑひもせす 双葉社
アクションコミックス

’83年初版
 江戸風俗研究家でもあり、それに関するわかりやすくて面白い本も一杯出されている杉浦さん。残念ながら、2005年に46歳の若さで急逝された。

 ここには、10の名作短編が収録されています。
              辰巳ヨシヒロ
地獄の軍団 全6巻 マンサンコミックス

S57年・S58年初版
「公衆便所に生み捨てられた赤ん坊・キキはネズミによって地下水道で育てられた。そして数年後、地上に出たキキは、自分を捨てた母親をはじめ人間社会に復讐するために不気味な行動を開始する!」

・・・という無茶苦茶な設定だが、読み出すと、物語に引きつけられ一騎に読めてしまう。
              谷口ジロー
ブランカ 全2巻 祥伝社
ノン・コミック・ワイド

S60年初版
S61年初版
 復刻版では読んでいたが、やはりこの版が欲しかった。人間の想像を超えた能力をもつ超戦闘犬、ブランカ。泣きますよ。

 第二部は「神の犬」というのが、全2巻で出ている。
              村野守美
虎落笛 全2巻 朝日ソノラマ

S49年初版
 江戸時代、因幡(鳥取)にある砂丘に世を捨てて一人住む男が主人公。地味な設定でここまで読ませるのはさすがです。

 虎落(もがり)とは竹を筋交いに組み合わせて縄で縛った竹垣のこと。それに風が吹きつけておこす笛のような音を虎落笛(もがりぶえ)といいます。
草笛のころ 双葉社
アクションコミックス

’77年初版
 この本を読了後、う〜ん、と唸ってしまいました。名作です。

 大人になったら忘れてしまう、子供時代の素直な感覚を思い起こさせてくれます。
ボクサー 全2巻 双葉社
アクションコミックス

’78年初版
 1巻はボクシングに賭けた四回戦ボーイたちの青春群像を描いた10の短編集、2巻はサムソンと呼ばれる四回戦ボーイの青春物語となってます。

 この時代のアクションコミックスは背表紙がシンプルでいい。
              石川森彦
燃えろアタック 徳間書店
テレビランドコミックス

S55年初版
 原作は石森章太郎。石森先生の絵にそっくりです。

 「羆(ひぐま)おとし」という凄い技が出てくるぶっ飛び少女漫画です。昔、テレビで見た記憶があります。
              平野仁
少年の町ZF 全9巻 小学館
ビッグコミックス

初版重版混
(S52年〜S54年初版)
 原作が小池一夫さんなので読み出すと止まりません。

 昔、苦労して集めて読みました。最初のほうは、小室孝太郎さんの「ワースト」の大人版のような感じだったような記憶があります。
              小山ゆう
愛がゆく 全12巻 小学館
マンガくんコミックス

初版重版混
(S57年〜S60年初版)
 「世界統一国家を企む未来人に対し、地球の運命と、自らの命とを賭して戦う北条愛!!」

 これってSF作品です。小山さんの作品はどれも面白くて一騎に読めます。
              篠原とおる
ゼロ戦夏子 全6巻 双葉社
アクションコミックス

’83年〜’84年初版
 「ゼロ戦夏子」といっても、ゼロ戦に乗って戦う戦闘漫画ではありません。
 
 「この物語は、戦争という狂気と、戦後という混乱を生きぬいた、一人の女の義侠心の物語である。

...はまりました。
              滝田ゆう
寺島町奇譚(全) ちくま文庫

’88年初版
 「玉の井遊郭界隈の日常を、少年キヨシの目でみつめた滝田漫画の代表作を全一巻に収録

 一コマ一コマに味わいがあります。文句なしの名作漫画です。ラスト10ページはうるうるです。
滝田ゆう◆落語劇場

全2巻
双葉社

’91年初版
 一巻と二巻と合わせて、人気の古典落語38席が収録されてます。

 ちなみに私のお気に入りベスト3

@湯屋番
A芝浜
B元犬
              ますむら・ひろし
銀河鉄道の夜 朝日ソノラマ
デュオセレクション

昭和60年4版
(昭和60年初版)
 昔、この人の漫画を初めてマンガ少年で読んだときは、スゴク新鮮だったんですが、今読むと、そうでもない。

 もう、オッサンにはついていけない感性が溢れている。
              畑中純
大多摩月夜 小学館
ビッグコミックス
ゴールド

’99年初版
 「鬼才・畑中純が幽玄なタッチで描く、少年たちの季節!!

 まんだら屋の良太全53巻をいつか安価でゲットしてゆっくり読みたくなりました。
              江波じょうじ
警察拳銃 全4巻 双葉社
アクションコミックス

@S50年初版
AS57年10版
(S50年初版)
BS51年初版
CS51年初版
 滝沢解・原作。1巻で主人公が警察官でなくなったあたりから面白くなります。

 2巻からは、無茶苦茶なゴルゴ13という感じの、ぶっ飛び具合が楽しめます。復刻不可だと思うので、この版で探して読みましょう。
              真崎守
エデンの戦士 全2巻 秋田漫画文庫

S55年3版
(S52年初版)
 「鬼才・田中光二の原作を、壮大なスケールで描いた真崎守の新境地!」

 たしか中学時代に少年チャンピオンで飛ばし飛ばしに読んだと思います。チャンピオンコミックスで出して欲しかった一品。
              中野喜雄
花と襟章 全8巻 日本文芸社
ゴラクコミックス

S52年〜S54年発行
 東史朗・原作。昔、テレビで見ていた青春ドラマのような雰囲気の漫画です。

 全8巻揃うのに15年くらいかかりました。買った場所も、地元・大阪・岡山とまちまちです。まさしく気合いで揃えたセットです。 
              ケン月影
葬流者 全11巻 スタジオ・シップ
劇画キングシリーズ

’85年’86年初版
 小池一夫・原作。葬流者で「ソールジャー」と読ませてます。

「五体に死せる友の名を刻む人間墓標。過去を葬り今日を流れる葬流者!」

 思ったよりスケールの大きな話で飽きずに読めました。やはり小池原作作品は面白い。 
狼男だよ 全2巻 講談社
KCスペシャル

’89年初版
 平井和正・原作。

 この全2巻と、あと同じKCSPから『狼のバラード』というのか出ています。 
             今敏
海帰線 B.S.P

’99年初版
 (こん さとし)と読みます。

 「感動まんがベスト30」のページでも取り上げている作品です。何度読んでも感動します。

 画像は復刻版です。 
ワールドアパートメントホラー 講談社
KCDX

’91年初版
 表題他、お客様わいらJOYFUL BELLが収録されてます。

 今さんはアニメーションのほうへ行ってしまいました。残念。

 この本は、千葉のおいちゃんからのプレゼントです。
              高寺彰彦
かちかちやま 講談社
KCデラックス

’96年初版
 この本は数ある探求本の中の1冊だったんですが、先日、本の整理をしているとダンボール箱の中から出てきました。・・・どんだけ〜。

竜の紋章DARK MOONWEDDING街の灯まぼろし遊撃隊シャイニングかちかちやま、の7短編が収録されてます。 
              佐藤まさあき
砂の金字塔 全3巻 主婦と生活社
SJコミックス

’85年初版
 昔、さいとう・たかをさんや辰巳ヨシヒロさんと劇画ブームを作った佐藤まさあきさんです。今、この人の劇画を読もうと思っても、なかなか手に入りません。

 表紙絵はれい横須賀さんが描いている。
 
              あすなひろし
サマーフィールド サンコミックス

S51年初版
 14の短編が収録されてます。初期の頃のシリアスな作品ばかりです。

「愛がこんなに哀しいものなのか?愛がこんなに美しいものなのか?季節の流れに愛を詩う、あすなひろしのリリシズム!」 
ぼくのとうちゃん サンコミックス

S53年初版
 ぼくのとうちゃん外人部隊とうちゃんのかわいいおヨメさん山ゆかば!の4編が収録されてます。 

 このあたりの絵柄が一番いいような気がします。
 
白い星座 サンコミックス

S58年初版
 白い星座野分くりすますきゃろるさざんかすぎ去りし日の・・・の5編が収録されてます。

 あすなさんのサンコミックスは、あと、『哀しい人々@AB』『美しき5月の風の中に』『かたばみ抄』の5冊出てますが、未入手です。