横溝原作漫画の遍路道
 ここには、横溝正史さんの小説を漫画化した作品を集めてみました。原作小説を読んでみたいけど時間がないといわれるかたにお勧めです。原作をリアルに漫画化したものもありますし、「なんじゃ、こりゃ〜、これは金田一耕助じゃない!」というようなのもあります。

画像 作品名 出版社等 コメント
獄門島 小学館
フラワーコミックス

S53年初版
 ささやななえ傑作選@です。

 ずっと探してたんですが、なかなかにレアーで見つからないので、ヤフオクで買いました(600円)。新古書店の少女漫画の棚の前で立ち止まるのはちょっと勇気がいります。 
まるごと一冊!
金田一耕助の
事件簿
サスペリアミステリー
2005年7月特大号
別冊ふろく
 ここには、長尾文子さんの『獄門島』と上坂ナオさんの『魔女の暦』が収録されてます。金田一耕助が今風でカッコいい。

 雑誌のふろくですが、古書店のコンビニ本の中に混ざってたのを見つけました。
 
金田一耕助の
事件簿

悪魔の手毬唄
サスペリアミステリー
2006年11月特大号
別冊ふろく
 これも長尾文子さんの本です。↑の本もそうですが、まだ単行本化されていない(2007年3月現在)、この手の雑誌付録は貴重です。
 
 『睡れる花嫁』と『』も収録されている分厚い付録です。
悪魔の手毬唄 秋田書店

秋田コミックス
セレクト

S59年初版
 つのだじろう作画。

 


 う〜ん・・・ある意味すごい・・・
 
人形佐七捕物帳
〜名月一夜狂言〜
リイド社
SPコミックス

H18年初版
 捕物帳からもひとつ。田中つかささんという人が描いてます。捕物帳らしい地味な表紙です。

 たしか横山光輝さんの復刻文庫の中にも「人形佐七捕物帳」が収録されてたのがあったと思います。
 
犬神家の一族 秋田書店
サスペリアー
ミステリーC

H16年初版
 2006年12月の映画『犬神家の一族』の公開を記念して、長尾文子さんの「犬神家の一族」を出しときます。

 しかし、60歳を越えて金田一耕助役をした石坂浩二さんもスゴイが、90歳を越えて監督をした市川崑監督がもっとスゴイ。
 
犬神家の一族 秋田書店

秋田コミックス
セレクト

S59年初版
 つのだじろう作画。

 これには眼鏡をかけた普通のおじさんのような金田一耕助が出てきます。ストーリーも原作とはかけ離れたオカルト色が出ている異色作です。

 オリジナルは昭和51年に富士見書房から出ていますが、未入手です。
 
女王蜂 集英社漫画文庫

S53年2版
(S53年初版)
 岩川ひろみ作画。

 絵柄が少女漫画しすぎていて、なかなか馴染めませんが、本自体はレアーで見かけません。これは、2005年の広島・岡山の古書店探索で見つけてきました。
女王蜂 角川書店
あすかコミックス

’92年初版
 ↑の「女王蜂」よりゲットしやすいのが、たまいまきこさんの「女王蜂」です。

 表紙でもわかりますが、これも絵柄が少女漫画してます。

檻の中の女」も同時収録。

 
悪霊島 全2巻 双葉社
アクションコミックス

’81年初版
 作画・前田俊夫、構成・橋本一郎。

 独特なマンガを描いている前田さんの上下巻、合わせて800ページの力作で読み応えがあります。

 大版のアクションコミックスです。そろいでは、もう見かけない本です。
悪霊島 角川書店
あすかコミックスDX

2004年初版
 JETさんは多くの横溝小説を漫画化してます。

 『』が同時収録されてます。

 JETさんの本はビンテージ価格にはなってないので、安価ですぐ手に入るので読んでみましょう。
悪霊島 角川書店
あすかコミックス

’91年初版
 悪霊島の3つ目は、たまいまきこさんです。160ページと、コンパクトにまとめていて読みやすかったです。

 JETさんの角川あすかコミックスがあるあたりで見つかるかもしれません。
血まみれ観音 講談社
なかよしKC

S51年4版
(S50年初版)
 高階良子さんを忘れてはいけない。この当時の高階さんの漫画はどれも面白いです。
 
 これは昔、雑誌で読んだ記憶がありました。原作では、『夜光虫』という題名です。たしかこれには金田一耕助は出てきません。
真珠色の仮面 講談社
なかよしKC

S52年6版
(S50年初版)
 同じく、高階良子さんです。原作は『仮面劇場』という題名です。この作品も金田一耕助は出てないと思います。

 横溝原作漫画は,少女漫画が多いです。新古書店で見つけたら、勇気を持ってレジに持っていきましょう。
八つ墓村 全2巻 講談社KC

S50年2版
( ? 年初版)
 その他Aのページにも出している影丸譲也さんの八つ墓村です。 
 
 一説では昔、角川書店の角川春樹さんは、この漫画を少年マガジンで読んで、横溝正史作品の映画化を思いつき、その後の横溝ブームを仕掛けたらしい。
八つ墓村 富士見書房

S51年初版
 つのだじろうさんの八つ墓村です。 
 
 つのださんは「八つ墓村」「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」の3作品を漫画化してます。今(2008年)、講談社漫画文庫から現行本として、この「八つ墓村」だけが復刻されていません。読んでその理由が分かりました。
 
 この本は復刻できない!